塩分は百害あって一利なし?

さて、緊急事態宣言が公式に解除され、いよいよ夏に向けて本格的にボディーメイクの為にトレーニングを始めよう、または普段からトレーニングに励んでいるが、外出自粛の影響でトレーニングが滞っていたので、いよいよ再開、という方も多いのではないでしょうか。これからの季節は夏に向けて気温が高くなりさらには梅雨の季節ということで湿度があがり、汗をかきやすい季節であるといえます。こんな時、十分な水分補給は重要ですが、実は水分だけではなく塩分の補給も重要となります。最近では、塩分控えめが健康的である、という風潮から全体的に塩分を敬遠する傾向があるといえます。

確かに、塩分のとり過ぎは健康を害してしまい、特に高血圧の原因の一つであり、また腎臓へ負担がかかり、腎臓の機能が低下してしまいます。しかし、塩分はタンパク質、炭水化物、脂質、ビタミン、ミネラルなどとならび重要な栄養素の一つであるといえます。健康を保つためには、一定量の塩分の摂取が必要で塩分が不足してしまうと、健康を害してしまいます。

特に、汗には水分だけではなく塩分も含まれるていて、発汗によって水分だけではなく塩分も失われてしまいます。つまり、水分だけではなく、塩分も同時に補わないと、塩分が不足し、健康を害してしまいます。最近では、水分の補給、特に夏場などに発汗量が増える場合、は強調されるようになってきましたが、反対に塩分は極力控える、という傾向が以前よりも、強くなってきました。

かつて、部活動などでの練習やトレーニングなどの最中発汗量が極端に増える時にも水を飲んではいけない、という現在では考えられないような風潮がまかり通っていましたが、現在よりも熱中症になるケースは少なかったといえます。この一つの要因に塩分不足が関係しているといえます。血液中の塩分濃度が十分でなくなると、熱中症になるリスクが高まると考えられ、高温多湿の状況で発汗量が増える場合には、水分だけではなく塩分も補給し血中の塩分濃度を一定以上に維持することが重要になってきます。塩分を十分に補給することによって熱中症のリスクが低くなり、さらには健康的な状態を維持することができ、トレーニングも十二分に行うことができるようになるといえます。これからの季節塩分の補給にも注意してみましょう。