2022/01/10

みなさん、あけましておめでとうございます。本年もどうぞ宜しくお願い致します。

今回は、昨年の終わりからシリーズで取り上げている、背中のトレーニングについて取り上げていきます。今回は、人気トレーニングであるベンチプレスの際の背中のトレーニングのメリットについて、取り上げていきます。ベンチプレスは、基本的には、大胸筋、上腕三頭筋、三角筋前部のトレーニングですが、広背筋などの背中も重要な役割を果たします。

ベンチプレスを行う際には、胸を高くして、やや背中を弓なりにキープした、ブリッジ気味の体制をとりますが、この状態を維持するためには、背中で上手く支える必要があります。ウェイトを下ろす際には、背中(特に広背筋)でウェイトを支えバランスを取ることにより、胸や肩、腕などのエネルギーロスを必要以上にしなくて済むようになります。

また、パワーリフティングや、その他の重いウェイト扱うトレーニングを行う際には背中を上手く使ってウェイトを扱うことにより、記録が伸びたり、またセット数を重ねても、背中でしっかりと支えることにより、重いウェイトを上手く扱い続けることができ、トレーニング効果が、上がりパワーアップをより期待する事ができる、といえます。

また、ボディーメイク向けのボリューム重視のトレーニングでも、背中が弱いためにセット数を充実させられない場合には、より効果的なトレーニングは期待できなくなってしまいます。ベンチプレスは、非常に人気のある種目で、ベンチプレスがトレーニングの中心、という方も多いので、充実したトレーニングを行う為にも、是非背中のトレーニングも行うようにしましょう。