水分補給についての誤解

皆様いかがお過ごしでしょうか。緊急事態宣言が解除され、6月1日あたりから、多くのジムで営業が再開され始めました。これから夏に向けトレーニングを始めたい、また外出自粛期間中いつものトレーニングがうまくできずにいたので再開したい、という方も多いのではないでしょうか。これからの季節は梅雨そして夏と、気温と湿度が高くなり発汗量が増えてくる季節となります。

そんな時に重要視されるのが水分補給ですが、果たして喉の渇きにまかせて、あるいは1日に最低でも何リットル、といった具合に水を飲めばよいのでしょうか。塩分補給に関する記事でも述べましたが、水分補給をする際には水だけ飲めばよい、というわけではなく塩分との兼ね合いで補給しなければならない、そうしないと血液中の塩分も含めた電解質の濃度が低くなり、熱中症など体調を崩す原因となります。

特に最近では、塩分摂取を控え、水分補給を推奨する、という傾向が強く特に発汗量の増える季節になると、こまめな水分補給を推奨するものの、塩分摂取のほうはやはり控えるように、という傾向が強いように思います。こちらも塩分補給の記事で述べましたが、かつて部活動の練習やトレーニング中に、水を飲んではいけない、という不文律がありましたが、皮肉なことに水分補給がこれだけ推奨されている現在よりも、熱中症になる人間の数は少なかったのです。これには体内における、水分と塩分の割合、血液中の電解質の濃度が関係していて、血液中の塩分の濃度をある程度保たないと熱中症など体調を崩す原因となります。これからの季節発汗量が増え、水分を補給する際には、塩分も十分に補給するようにしましょう。